甥2

鬼泣きしていた甥もだいぶ俺になれてきた。


というか、なれすぎてきた。


夜、友達と飲むために出かけようとしたら、泣き出す甥。
姉の旦那は午前中に帰ってしまったので、パパっぽい年齢の男子は俺だけ。
一日中一緒にいたので、パパと俺の区別があんまり付いていないっぽい。


「パパー」と泣き叫ぶ甥。
まんざらでもない俺。